街へいこうよどうぶつの森
2009年03月19日
★前回までのあらすじ★
========================================================
わたしに言い渡されたアルバイトとしての最初の仕事は13件もの配達。
そのほとんどを「ぺりお」に押し付けることにより、スーパーミラクル的な速さで仕事をこなすことができたのである。
わたしの驚異的な仕事の速さにタヌキは大満足な様子。
タヌキの尻尾を掴むためには、もっと信用を得なければ・・・
まるめがねの奥では野望に満ちた眼がキラリと光っていた。
第1話 潜入
第2話 配達
========================================================
ほっとひと息ついたのも、つかの間。
タヌキチに次の仕事を課せられたんです。
しかも、また外での仕事だったんです。
くぅ〜、、、、
ぺーぺーに接客を任せるわけにいかないということでしょうか。
よぉーし、わかったわ、やってやるわ。
鼻息荒く興奮気味のわたしが向かったのは、商品配送センターの倉庫。
でも、商品の積み下ろし作業は、思った以上に過酷なものだったんです。
この歳になって肉体労働をするハメになるなんて・・・
日ごろの運動不足もたたって、あっという間に体中がズタボロになっちゃったんです。
つらい、つらいよぅ・・・(;´Д`)
何とか仕事を終えた頃にはドップリと日が暮れておりました。
そして、この後も次々と課せられる仕事の数々・・・
店前での客引き。
いわゆるポン引き。(今日はいい商品入ってますぜぇ〜的な。)
深夜にまで及ぶ配達業務。
サービス残業なんて当たり前。
時給680円でこんなにコキ使われるなんて・・・
思ってもみませんでした、ほんと。
全ての仕事を終えて店に戻ると、タヌキチが何やら言いたそうに仁王立ちしてたんです。
「午前中に配達したはずの商品のうち10個が届いていないだなも!!!」
とか言うんです。
さらには、
「今日の給料は無しだなも!!!」
とかとか言い放つんです。
工エエェ(゜д゜;)ェエエ工
そ、そ、そ、そんなあー・・・・
わたし、ちゃんと配達しました、しましたったら!!!
ガクガク・・・
ぺぺぺぺぺぺ・・・ぺりおのヤツ・・・
ぺリオに押し付けてしまった己の浅はかさを呪いました。
何と言うミステイク。
こんなに体をズタボロにしたのに、給料無しだなんてぇー!!!
せっかく得た信用もゼロどころかマイナスじゃないかあー!!!
そして、挙句の果てには、正体がバレそうに・・・
え?何?
この村には「もにゅ」とかいうワシに似ている人が住んでるアルか?
人違いアルよ。
恥ずかしいから、そんなにジロジロ見ないでほしいアルよ。
何とかその場を取り繕い逃げ出したんです。
あぁ、、、
給料はゼロ。
信用はマイナス。
モリモリ下がっていくモチベーション。
そして、正体がバレかけている事実。
このまま続けたら命が危ないかもしれないと感じたんです。
残念ながら、下がりきったモチベーションで命を懸けてまで行動するような強い意志は持ち合わせていません。
タヌキチめ・・・
わたしの意志の弱さに命拾いしたわね。
今回のところは見逃してあげることにしたんです。
アルバイトは明日から無断欠勤するつもりです。
そしてフェードアウトの予定です。
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(デパートの制服をお借りしておりますです。)
最近、ダラダラ長すぎるというのにお読みくださりありがとうございます(⊃д⊂)
次からは短くできるよう心掛けてみますですです。
========================================================
わたしに言い渡されたアルバイトとしての最初の仕事は13件もの配達。
そのほとんどを「ぺりお」に押し付けることにより、スーパーミラクル的な速さで仕事をこなすことができたのである。
わたしの驚異的な仕事の速さにタヌキは大満足な様子。
タヌキの尻尾を掴むためには、もっと信用を得なければ・・・
まるめがねの奥では野望に満ちた眼がキラリと光っていた。
第1話 潜入
第2話 配達
========================================================
ほっとひと息ついたのも、つかの間。
タヌキチに次の仕事を課せられたんです。
しかも、また外での仕事だったんです。
くぅ〜、、、、
ぺーぺーに接客を任せるわけにいかないということでしょうか。
よぉーし、わかったわ、やってやるわ。
鼻息荒く興奮気味のわたしが向かったのは、商品配送センターの倉庫。
でも、商品の積み下ろし作業は、思った以上に過酷なものだったんです。
この歳になって肉体労働をするハメになるなんて・・・
日ごろの運動不足もたたって、あっという間に体中がズタボロになっちゃったんです。
つらい、つらいよぅ・・・(;´Д`)
何とか仕事を終えた頃にはドップリと日が暮れておりました。
そして、この後も次々と課せられる仕事の数々・・・
店前での客引き。
いわゆるポン引き。(今日はいい商品入ってますぜぇ〜的な。)
深夜にまで及ぶ配達業務。
サービス残業なんて当たり前。
時給680円でこんなにコキ使われるなんて・・・
思ってもみませんでした、ほんと。
全ての仕事を終えて店に戻ると、タヌキチが何やら言いたそうに仁王立ちしてたんです。
「午前中に配達したはずの商品のうち10個が届いていないだなも!!!」
とか言うんです。
さらには、
「今日の給料は無しだなも!!!」
とかとか言い放つんです。
工エエェ(゜д゜;)ェエエ工
そ、そ、そ、そんなあー・・・・
わたし、ちゃんと配達しました、しましたったら!!!
ガクガク・・・
ぺぺぺぺぺぺ・・・ぺりおのヤツ・・・
ぺリオに押し付けてしまった己の浅はかさを呪いました。
何と言うミステイク。
こんなに体をズタボロにしたのに、給料無しだなんてぇー!!!
せっかく得た信用もゼロどころかマイナスじゃないかあー!!!
そして、挙句の果てには、正体がバレそうに・・・
え?何?
この村には「もにゅ」とかいうワシに似ている人が住んでるアルか?
人違いアルよ。
恥ずかしいから、そんなにジロジロ見ないでほしいアルよ。
何とかその場を取り繕い逃げ出したんです。
あぁ、、、
給料はゼロ。
信用はマイナス。
モリモリ下がっていくモチベーション。
そして、正体がバレかけている事実。
このまま続けたら命が危ないかもしれないと感じたんです。
残念ながら、下がりきったモチベーションで命を懸けてまで行動するような強い意志は持ち合わせていません。
タヌキチめ・・・
わたしの意志の弱さに命拾いしたわね。
今回のところは見逃してあげることにしたんです。
アルバイトは明日から無断欠勤するつもりです。
そしてフェードアウトの予定です。
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(デパートの制服をお借りしておりますです。)
最近、ダラダラ長すぎるというのにお読みくださりありがとうございます(⊃д⊂)
次からは短くできるよう心掛けてみますですです。
(19:46)
2009年03月18日
★前回までのあらすじ★
======================================================== タヌキチと街で暗躍する謎のキツネとの黒いコネクションの証拠を探るべく、アルバイト要員としてタヌキデパートに潜入することに成功した「もにゅ」。
今度こそ、タヌキにひとあわ吹かせることができるのか?
第1話 潜入
========================================================
とりあえず、接客のほうはいいから配達に行ってくれって言われたんです。
接客の合間を縫って、事務所の金庫に隠されていそうな裏取引の資料あたりをこっそりと探そうと思ってたのに。
店の外に出るのは不本意だったんだけど、怪しい素振りを見せるわけにはいかないので素直に従うことにしたんです。
アンデスさん、お届け物にあがりましたですよ〜
オ、オ、オ、オ、オ、オ、オ、オイオイオイ((((゜Д゜;))))
もしかして、わたしだってことを見破られてる???
アンデス姐さんと言えども、正体を明かすわけにはいかないんです。
どこでどうタヌキチの耳に入るかわかったもんじゃありません。
命がけなんです、こう見えて。
だ、誰ですか?
もにボンバーって???
そんなフザけた名前の人なんて知りません、知りませんったら!
そんな人と一緒にしないでください、人違いですったら!!!
動揺を隠しつつ、荷物を手早く渡して逃げるようにアンデス宅を出たんです。
危なかった・・・
この完璧な変装を見破りかけるとは・・・
姐さん、さすがです。
そんなこんなで3件目の配達が終わったところで、かなりダレてきました。
あー、メンドイ。
残りの10件はコイツに押し付けることにしました。
ウ ル サ イ!
ツベコベ言わずに黙って引き受けなさいよ(゚皿゚メ)
郵便物を届けるついでにやってくれたらいいじゃない。
10個の商品を、あの大きなクチバシの中に無理矢理押し込んで、その場を後にしたんです。
ふぅ、終わった終わった。
タヌキチは、驚異的な速さで仕事をこなすわたしの働きぶりに満足してくれたみたいです。
タヌキチの信用を少し得ることができたような気がしました。
信用を得れば得るほど、内部事情を探りやすくなるというものです。
結構いいカンジです。
今回こそは、作戦が成功する。
わたしは、そんな期待で胸がいっぱいになっていたんです。
(つづく)
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(デパートの制服をお借りしております。ありがたやー)
======================================================== タヌキチと街で暗躍する謎のキツネとの黒いコネクションの証拠を探るべく、アルバイト要員としてタヌキデパートに潜入することに成功した「もにゅ」。
今度こそ、タヌキにひとあわ吹かせることができるのか?
第1話 潜入
========================================================
とりあえず、接客のほうはいいから配達に行ってくれって言われたんです。
接客の合間を縫って、事務所の金庫に隠されていそうな裏取引の資料あたりをこっそりと探そうと思ってたのに。
店の外に出るのは不本意だったんだけど、怪しい素振りを見せるわけにはいかないので素直に従うことにしたんです。
アンデスさん、お届け物にあがりましたですよ〜
オ、オ、オ、オ、オ、オ、オ、オイオイオイ((((゜Д゜;))))
もしかして、わたしだってことを見破られてる???
アンデス姐さんと言えども、正体を明かすわけにはいかないんです。
どこでどうタヌキチの耳に入るかわかったもんじゃありません。
命がけなんです、こう見えて。
だ、誰ですか?
もにボンバーって???
そんなフザけた名前の人なんて知りません、知りませんったら!
そんな人と一緒にしないでください、人違いですったら!!!
動揺を隠しつつ、荷物を手早く渡して逃げるようにアンデス宅を出たんです。
危なかった・・・
この完璧な変装を見破りかけるとは・・・
姐さん、さすがです。
そんなこんなで3件目の配達が終わったところで、かなりダレてきました。
あー、メンドイ。
残りの10件はコイツに押し付けることにしました。
ウ ル サ イ!
ツベコベ言わずに黙って引き受けなさいよ(゚皿゚メ)
郵便物を届けるついでにやってくれたらいいじゃない。
10個の商品を、あの大きなクチバシの中に無理矢理押し込んで、その場を後にしたんです。
ふぅ、終わった終わった。
タヌキチは、驚異的な速さで仕事をこなすわたしの働きぶりに満足してくれたみたいです。
タヌキチの信用を少し得ることができたような気がしました。
信用を得れば得るほど、内部事情を探りやすくなるというものです。
結構いいカンジです。
今回こそは、作戦が成功する。
わたしは、そんな期待で胸がいっぱいになっていたんです。
(つづく)
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(デパートの制服をお借りしております。ありがたやー)
(18:22)
2009年03月16日
ほったて小屋だったタヌキチの店は、あれよあれよという間にゴージャスな
デパートになりました。
いろいろな村に支店を出し、かなり羽振りがいいみたいなんです。
あー、やだやだ。
いかにも成金っぽいお金の使い方。
こんなタヌキチの羽振りの良さの裏には、リフォーム業で得たとてつもない利益があるらしいんです。
商品を売るお店というのはダミー会社で、実態は悪徳リフォーム業者なんです。
かく言うわたしも、甘い言葉でリフォームを促し、後で法外な工事費を請求するという手口にひっかかりました。
法に触れるギリギリのところでやっているので訴えることもできないんです。
あの時のことを思い出したら腹が立ってきました。
今まで何度か、タヌキチを失脚させるための作戦を実行してきましたが、いずれも失敗。
タヌキチに目を付けられたこともあり最近はおとなしくしていましたが、再びわたしの中の何かがメラメラと燃え出したんです。
街で暗躍する謎のキツネ(指名手配級のワルらしい)の存在。
そして密かに囁かれる謎のキツネとタヌキチとの黒いコネクション。
その証拠を掴むことができたら、それをきっかけにしてタヌキチを失脚させることができるかもしれない・・・。
そんな考えが浮かんできたんです。
でも、証拠を掴むためには、敵の内部に深く入り込まねばなりません。
でも、どうやって・・・?
路頭に迷いかけたわたしが目にしたものは「つぶきち急病による短期アルバイト募集」のお知らせでした。
時給680円。
儲けてるクセにケチです。
でも、こんなチャンスはもう無いと考えたわたしは、完璧なまでの変装をしてアルバイトとして内部に潜入したんです。
タヌキチには、わたしだとは全くバレなかったみたいです。
わたしがまたしてもタヌキチに危害を加えようとしていることがバレたら、次こそ殺されます。
まめきちが、何だか不審そうな眼差しで見つめてきたような気がするんですが、だいじょうぶ、バレてないバレてない。(たぶん)
緊張のあまり噴出す冷や汗はノンストップ。
心臓の鼓動はマッハ級。
だいじょうぶ、だいじょうぶ、絶対バレない。(たぶん)
こうして、わたしのアルバイト(潜入)1日目が始まったのです。
(つづく)
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(お借りしました、ありがとうございますだ)
デパートになりました。
いろいろな村に支店を出し、かなり羽振りがいいみたいなんです。
あー、やだやだ。
いかにも成金っぽいお金の使い方。
こんなタヌキチの羽振りの良さの裏には、リフォーム業で得たとてつもない利益があるらしいんです。
商品を売るお店というのはダミー会社で、実態は悪徳リフォーム業者なんです。
かく言うわたしも、甘い言葉でリフォームを促し、後で法外な工事費を請求するという手口にひっかかりました。
法に触れるギリギリのところでやっているので訴えることもできないんです。
あの時のことを思い出したら腹が立ってきました。
今まで何度か、タヌキチを失脚させるための作戦を実行してきましたが、いずれも失敗。
タヌキチに目を付けられたこともあり最近はおとなしくしていましたが、再びわたしの中の何かがメラメラと燃え出したんです。
街で暗躍する謎のキツネ(指名手配級のワルらしい)の存在。
そして密かに囁かれる謎のキツネとタヌキチとの黒いコネクション。
その証拠を掴むことができたら、それをきっかけにしてタヌキチを失脚させることができるかもしれない・・・。
そんな考えが浮かんできたんです。
でも、証拠を掴むためには、敵の内部に深く入り込まねばなりません。
でも、どうやって・・・?
路頭に迷いかけたわたしが目にしたものは「つぶきち急病による短期アルバイト募集」のお知らせでした。
時給680円。
儲けてるクセにケチです。
でも、こんなチャンスはもう無いと考えたわたしは、完璧なまでの変装をしてアルバイトとして内部に潜入したんです。
タヌキチには、わたしだとは全くバレなかったみたいです。
わたしがまたしてもタヌキチに危害を加えようとしていることがバレたら、次こそ殺されます。
まめきちが、何だか不審そうな眼差しで見つめてきたような気がするんですが、だいじょうぶ、バレてないバレてない。(たぶん)
緊張のあまり噴出す冷や汗はノンストップ。
心臓の鼓動はマッハ級。
だいじょうぶ、だいじょうぶ、絶対バレない。(たぶん)
こうして、わたしのアルバイト(潜入)1日目が始まったのです。
(つづく)
衣装協力:[★街へいこうよ★ バンビ洋品店]
(お借りしました、ありがとうございますだ)
(18:30)
2009年03月14日
チョットォォォッッ!!!
デパートの影から出てきたそこのアナタ、、、
誰!?
ナ ニ モ ノ ? ? ?
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、、、
まさか、タヌキが新たに雇った刺客さんですか?((((゜Д゜;))))
その繋がった太いマユゲ、
でっかい頬のキズ、、、
そっち系の方だったりするんですか???
はっきり言っちゃうと893的な。
わわわわわかりました。
ロ、ロ、ロ、ロ、、、ローンは3150ベルくらいは返しますので見逃してください。
お願いしますお願いします。
もう、わたし怖くて恐ろしくて漏らしそうで、、、
とにかく見逃してくださいと必死に懇願したんです。
そして、お財布の中のお金を全部差し出して逃げようとしたんです。
そしたら、逃げようとするわたしの肩をガッツリとつかんで、
「金はいらないから顔を変えてくれよぅ」
とか言うんです。
顔を変えるとか、ほんと意味が分らなくて。
ワケが分らなかったんですが、とにかく顔を変えてあげないと身が危険だと感じたわたしは、もう無我夢中で・・・
その時、何をしたのかよく覚えてないんです。
顔、変われーーっっ!!!
ってコントローラ片手に必死で念じてたような気がします。
コントローラを動かして何かしたような記憶もあるのですが定かでありません。
気が付いたら、全然別の顔になってたんです。
ぜぃぜぃ、、、、
とととととにかく、もうお引取りください。
お願いしますお願いします。
満足したのか、この猫らしき姿をしたものは去って行き、その後姿を見ることはありませんでした。
893的なものも怖いけど、念じるだけで顔がこんなに変わっちゃう存在のほうがもっと怖いです。
有り得ないです。
世界最高峰の美容整形の技術をもってしても、ここまで顔を変えちゃうなんて無理な話です。
絶対、新手の妖怪の類だと思うんです。
「妖怪顔変化小僧」とかそんな感じの。
で、願いをきいてちゃんと顔を変えてあげないと体の一部を失って死ぬ的な。
くぅぅぅ、、、、、、
もんばんさんめっっ!!!!
またしても、ま、た、し、て、も、・・・
またしても、明らかに確実にこの上なくあやしい者をやすやすと招き入れるとは!!!
門を守るもんばんさんの仕事をどうしてちゃんとしてくれないんですか???
この前、とびきりあやしいトリをやすやすと村に招き入れた彼はクビになるはずだったんです。
〜 回想 〜
でも、生まれたばかりの子どもがどうたらこうたら、、、と温情に訴えかけてきたので、心優しいわたしは、ついついクビにできずにいたんです。
、、、が、今度こそもう絶対にクビにします。
しーふぉー村の平和のためには、心を鬼にすることも必要なんです。
デパートの影から出てきたそこのアナタ、、、
誰!?
ナ ニ モ ノ ? ? ?
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、、、
まさか、タヌキが新たに雇った刺客さんですか?((((゜Д゜;))))
その繋がった太いマユゲ、
でっかい頬のキズ、、、
そっち系の方だったりするんですか???
はっきり言っちゃうと893的な。
わわわわわかりました。
ロ、ロ、ロ、ロ、、、ローンは3150ベルくらいは返しますので見逃してください。
お願いしますお願いします。
もう、わたし怖くて恐ろしくて漏らしそうで、、、
とにかく見逃してくださいと必死に懇願したんです。
そして、お財布の中のお金を全部差し出して逃げようとしたんです。
そしたら、逃げようとするわたしの肩をガッツリとつかんで、
「金はいらないから顔を変えてくれよぅ」
とか言うんです。
顔を変えるとか、ほんと意味が分らなくて。
ワケが分らなかったんですが、とにかく顔を変えてあげないと身が危険だと感じたわたしは、もう無我夢中で・・・
その時、何をしたのかよく覚えてないんです。
顔、変われーーっっ!!!
ってコントローラ片手に必死で念じてたような気がします。
コントローラを動かして何かしたような記憶もあるのですが定かでありません。
気が付いたら、全然別の顔になってたんです。
ぜぃぜぃ、、、、
とととととにかく、もうお引取りください。
お願いしますお願いします。
満足したのか、この猫らしき姿をしたものは去って行き、その後姿を見ることはありませんでした。
893的なものも怖いけど、念じるだけで顔がこんなに変わっちゃう存在のほうがもっと怖いです。
有り得ないです。
世界最高峰の美容整形の技術をもってしても、ここまで顔を変えちゃうなんて無理な話です。
絶対、新手の妖怪の類だと思うんです。
「妖怪顔変化小僧」とかそんな感じの。
で、願いをきいてちゃんと顔を変えてあげないと体の一部を失って死ぬ的な。
くぅぅぅ、、、、、、
もんばんさんめっっ!!!!
またしても、ま、た、し、て、も、・・・
またしても、明らかに確実にこの上なくあやしい者をやすやすと招き入れるとは!!!
門を守るもんばんさんの仕事をどうしてちゃんとしてくれないんですか???
この前、とびきりあやしいトリをやすやすと村に招き入れた彼はクビになるはずだったんです。
〜 回想 〜
でも、生まれたばかりの子どもがどうたらこうたら、、、と温情に訴えかけてきたので、心優しいわたしは、ついついクビにできずにいたんです。
、、、が、今度こそもう絶対にクビにします。
しーふぉー村の平和のためには、心を鬼にすることも必要なんです。
(14:30)
2009年03月12日
街でキャロラインを見かけたんです。
しーふぉー村を出てアメリカに帰ったはずの彼女がどうしてココに???
以前、彼女がぼそっと語ってくれたアメリカを襲う大不況の渦に翻弄される年老いた父と母の話、そして難病を抱える弟の話を思い出しました。
それが何か関係しているような気がしましたが、深く詮索しないことにしました。
誰にだって、深く入り込まないでほしい秘密はあるものなんです。
そんなことを考えつつ、彼女がまだこちらに気が付いていなかったので近づいてみたんです。
あっ!!!
目が合った!!!
そそそそ、、、そうだ!あの時のこと、謝らなくっちゃ・・・
ヘンなプライドを捨てられなかったせいでわたしとキャロラインの関係が気まずくなり、彼女が引っ越してしまう原因を作ってしまったことを。
あの別れ方は、いまでも心残りなんです。
きっと怒ってるだろうなと思うとなかなか足が前に出なかったのですが、深呼吸してもっと近づいてみたんです。
いやぁぁぁぁぁぁーーー!!!
そそそそそんな目で見ないでぇぇぇぇ・・・・
悪かった、悪かったよぅ、反省はしてるんだよぅ・・・
どうぶつはどうぶつらしく四足歩行してろとか、霊長類の頂点に立つニンゲンをナメんなよとか、リサイクルボックス(という名のゴミ箱)漁りをするなんて下等などうぶつがする行為だとか、もうそんなこと思ってないの!!!
ほんとだよう。
でも、
「どうしてあの時、素直になってくれなかったの?
そのせいで、わたしは村を出ることになったのよ」
彼女の目はそう語っているように思えて、わたしは彼女との間のこの距離をこれ以上縮めることができなかったんです。
彼女の眼力に圧倒され、結局、彼女とはひとこともしゃべらずに村に帰っちゃったんです。
あっという間の20分でした。
はぁぁ・・・
物思いにふけるときはココに来るにかぎります。
せっかく再会できたのに。
謝るチャンスだったのに。
どうして、こんなにビビリーなんだろう。
ねぇ、マスター・・・
今日は、お酒の気分なの。
お酒出してよ。
あの例のミュージシャンは今日は来ないの???
こやって待ってれば、注文を取りにきてくれるし、お酒も出してくれるし、ミュージシャンも呼んでくれるよね?
ね?
わたし、ニンゲンとしてのプライドと奢りは捨てたんだもの。
「所詮、どうぶつが経営する店か、どうぶつには応用力が無いな・・・」
なんて思いたくないんです。
しーふぉー村を出てアメリカに帰ったはずの彼女がどうしてココに???
以前、彼女がぼそっと語ってくれたアメリカを襲う大不況の渦に翻弄される年老いた父と母の話、そして難病を抱える弟の話を思い出しました。
それが何か関係しているような気がしましたが、深く詮索しないことにしました。
誰にだって、深く入り込まないでほしい秘密はあるものなんです。
そんなことを考えつつ、彼女がまだこちらに気が付いていなかったので近づいてみたんです。
あっ!!!
目が合った!!!
そそそそ、、、そうだ!あの時のこと、謝らなくっちゃ・・・
ヘンなプライドを捨てられなかったせいでわたしとキャロラインの関係が気まずくなり、彼女が引っ越してしまう原因を作ってしまったことを。
あの別れ方は、いまでも心残りなんです。
きっと怒ってるだろうなと思うとなかなか足が前に出なかったのですが、深呼吸してもっと近づいてみたんです。
いやぁぁぁぁぁぁーーー!!!
そそそそそんな目で見ないでぇぇぇぇ・・・・
悪かった、悪かったよぅ、反省はしてるんだよぅ・・・
どうぶつはどうぶつらしく四足歩行してろとか、霊長類の頂点に立つニンゲンをナメんなよとか、リサイクルボックス(という名のゴミ箱)漁りをするなんて下等などうぶつがする行為だとか、もうそんなこと思ってないの!!!
ほんとだよう。
でも、
「どうしてあの時、素直になってくれなかったの?
そのせいで、わたしは村を出ることになったのよ」
彼女の目はそう語っているように思えて、わたしは彼女との間のこの距離をこれ以上縮めることができなかったんです。
彼女の眼力に圧倒され、結局、彼女とはひとこともしゃべらずに村に帰っちゃったんです。
あっという間の20分でした。
はぁぁ・・・
物思いにふけるときはココに来るにかぎります。
せっかく再会できたのに。
謝るチャンスだったのに。
どうして、こんなにビビリーなんだろう。
ねぇ、マスター・・・
今日は、お酒の気分なの。
お酒出してよ。
あの例のミュージシャンは今日は来ないの???
こやって待ってれば、注文を取りにきてくれるし、お酒も出してくれるし、ミュージシャンも呼んでくれるよね?
ね?
わたし、ニンゲンとしてのプライドと奢りは捨てたんだもの。
「所詮、どうぶつが経営する店か、どうぶつには応用力が無いな・・・」
なんて思いたくないんです。
(18:54)