2009年04月
2009年04月06日
例の奇妙で不審な、そして明らかにわざとらしくそこに存在していた穴からは有毒ガスっぽいクサいニオイがしたんです。
こんなこともあろうかとガスマスクを準備していたわたしはすぐに装着。
日々の備えは大切だと改めて思いました。
クサいガスは瞬く間に村中に拡散していったんです。
日頃、危機意識の薄いどうぶつさん達がガスマスクを準備しているはずがありません。
わたしは成す術なく見守ることしかできなかったんです。
調査にノリノリだった隊員Aは吐血し、自宅に運び込まれそのまま面会謝絶に。
有毒ガスに目と脳を繋ぐ神経をやられたらしい住民D。
一刻も早く高度な治療を行わなければならないという理由から、設備の整った病院のある遠い街に引越し。 ノーメイクだというのに特殊メイクに見えてしまう世界でも症例の少ない奇病だとのこと。
もう、彼女と会えることはないと思います。
やたらと、体の調子を訊ねてくる住民E。 人の体の心配をする前に自分の体の心配をするべきだというのに・・・
この真っ青になってしまったまぶたが、ただ事ではない彼女の体調の悪さを物語っています。
異変を察して、川経由で海方面に逃げだそうとする住民F。
少しは知恵の働くどうぶつさんかと一瞬思いましたが、背泳ぎじゃ汚染された空気を吸ってしまうぞ!
潜れ!潜るんだ!!!
わたしの必死の叫び声にピクリとも反応しなかったことから察するに、彼はガスを吸い込んですでに失神していたんだと思います。
もう地面がハゲるとか、ゴミがどこからともなくわいてくるとか、そんな事の原因究明なんてどうでも良くなってきたんです。
今は、もっと別のことをやらなければならない、という使命感を感じたんです。
(つづく、、、と思います)
こんなこともあろうかとガスマスクを準備していたわたしはすぐに装着。
日々の備えは大切だと改めて思いました。
クサいガスは瞬く間に村中に拡散していったんです。
日頃、危機意識の薄いどうぶつさん達がガスマスクを準備しているはずがありません。
わたしは成す術なく見守ることしかできなかったんです。
調査にノリノリだった隊員Aは吐血し、自宅に運び込まれそのまま面会謝絶に。
有毒ガスに目と脳を繋ぐ神経をやられたらしい住民D。
一刻も早く高度な治療を行わなければならないという理由から、設備の整った病院のある遠い街に引越し。 ノーメイクだというのに特殊メイクに見えてしまう世界でも症例の少ない奇病だとのこと。
もう、彼女と会えることはないと思います。
やたらと、体の調子を訊ねてくる住民E。 人の体の心配をする前に自分の体の心配をするべきだというのに・・・
この真っ青になってしまったまぶたが、ただ事ではない彼女の体調の悪さを物語っています。
異変を察して、川経由で海方面に逃げだそうとする住民F。
少しは知恵の働くどうぶつさんかと一瞬思いましたが、背泳ぎじゃ汚染された空気を吸ってしまうぞ!
潜れ!潜るんだ!!!
わたしの必死の叫び声にピクリとも反応しなかったことから察するに、彼はガスを吸い込んですでに失神していたんだと思います。
もう地面がハゲるとか、ゴミがどこからともなくわいてくるとか、そんな事の原因究明なんてどうでも良くなってきたんです。
今は、もっと別のことをやらなければならない、という使命感を感じたんです。
(つづく、、、と思います)
(19:40)
2009年04月03日
「しーふぉー村」に異変が起き始めたのは2009年1月2日。
わたしがこの村に引っ越して来た日かららしいのです。
それまでは、どこにでもあるような至って普通の村だったそうです。
1月下旬頃、以前からこの村に住む住民達がこんなことを言い出したんです。
「とにかく2009年1月2日を境に、おかしな事が起こり始めただなも。」
「急速に地面がハゲ始めただなも。」
「毎日必ず数本の花が枯れるようになっただなも。」
「村中、ゴミだらけになってきただなも。」
確かに、わたしも何かヘンだと思ってはいました。
日に日に剥き出しになってくる汚い地面、妙に枯れやすい花。
いつの間にか家の周りに散乱している粗大ゴミ、不燃ゴミ、生ゴミ、そしてハニワ。どこから降ってきたんだ、コレ・・・。
海辺近くの廃墟の前には、産業廃棄物が山と積まれ、そこで無邪気に遊ぶ子どもの姿を目撃。
こんな場面、テレビで見たことあるな・・・
海の向こうの遠い土地の話だと思っていたのに、まさかこの目で目撃することになるなんて。
引っ越して来た時は、辺り一面雪が美しく降り積もり、TDLなみにゴミひとつ落ちてない村だったのに。この異変はいったい・・・。
「もにゅサンが引っ越してきた日からおかしな事が起こり始めただなも。」
「もにゅサンが怪しいだなも。」
そんな噂が立つまでに長くはかからなかったのは、当然と言えば当然かもしれません。
わたしは、身の潔白を証明するために秘密裏に有志を募り、調査隊を結成。
隊員A、及びB、そしてわたしの3人調査を開始したんです。
タヌキとのバトルに時間を費やしていたこともあり、なかなか進まない調査。
とりあえず少しでも元の美しい村の姿に戻すためにゴミは撤去(参照→[汚れ])
したものの、新緑の季節を迎えても異変の原因は何一つわからなかったんです。
このまま濡れ衣を晴らせぬまま暮らしていく運命なのか、、、
それとも、本当にわたしがこの村に引っ越してきたことが原因なのか、、、
と諦めかけたある日のことです。
ものすごく奇妙で不審な穴を発見したんです。
(つづく)
わたしがこの村に引っ越して来た日かららしいのです。
それまでは、どこにでもあるような至って普通の村だったそうです。
1月下旬頃、以前からこの村に住む住民達がこんなことを言い出したんです。
「とにかく2009年1月2日を境に、おかしな事が起こり始めただなも。」
「急速に地面がハゲ始めただなも。」
「毎日必ず数本の花が枯れるようになっただなも。」
「村中、ゴミだらけになってきただなも。」
確かに、わたしも何かヘンだと思ってはいました。
日に日に剥き出しになってくる汚い地面、妙に枯れやすい花。
いつの間にか家の周りに散乱している粗大ゴミ、不燃ゴミ、生ゴミ、そしてハニワ。どこから降ってきたんだ、コレ・・・。
海辺近くの廃墟の前には、産業廃棄物が山と積まれ、そこで無邪気に遊ぶ子どもの姿を目撃。
こんな場面、テレビで見たことあるな・・・
海の向こうの遠い土地の話だと思っていたのに、まさかこの目で目撃することになるなんて。
引っ越して来た時は、辺り一面雪が美しく降り積もり、TDLなみにゴミひとつ落ちてない村だったのに。この異変はいったい・・・。
「もにゅサンが引っ越してきた日からおかしな事が起こり始めただなも。」
「もにゅサンが怪しいだなも。」
そんな噂が立つまでに長くはかからなかったのは、当然と言えば当然かもしれません。
わたしは、身の潔白を証明するために秘密裏に有志を募り、調査隊を結成。
隊員A、及びB、そしてわたしの3人調査を開始したんです。
タヌキとのバトルに時間を費やしていたこともあり、なかなか進まない調査。
とりあえず少しでも元の美しい村の姿に戻すためにゴミは撤去(参照→[汚れ])
したものの、新緑の季節を迎えても異変の原因は何一つわからなかったんです。
このまま濡れ衣を晴らせぬまま暮らしていく運命なのか、、、
それとも、本当にわたしがこの村に引っ越してきたことが原因なのか、、、
と諦めかけたある日のことです。
ものすごく奇妙で不審な穴を発見したんです。
(つづく)
(18:23)
2009年04月01日
MGS4(メタルギアソリッド4)をクリアして思ったことがあるんです。
MGS4の世界を征服しようとしていたジジィと比べたら、タヌキチの悪さなんて子どもの悪戯程度じゃないかと。
かたや全世界を巻き込む戦争に関わるジジィ、かたや小さな村でチマチマ儲けてるだけのタヌキ。
そう考えると、あのタヌキチがかわいく愛おしくさえ思えてきたんです。
わたし、決めたんです。
タヌキチと和解しようと。
さっそく、タヌキチに謝るためにお店に顔を出したんですが、いつもは上から目線のタヌキチが妙にしおらしかったんです。
タヌキチにも何か心境の変化があって、彼のほうから歩み寄ろうとしているのだと直感しました。
そんな・・・・
そんな展開、わたしは望んでいないんです。
一度は憎しみあったふたりが、こんなにタイミング良くお互いに歩み寄り簡単に和解してしまう展開なんて!!!
そんなありがちな展開なんてつまらない(;´Д`)
タヌキチに謝り、土下座するわたし。
頑として許してくれないタヌキチ。
和解は無理かと思われたところで起こる何かしらのミラクル。
これぞメークドラマ。
わたしが望むのはそんなドラマチックな展開なんです。
でも、目の前にいるのはわたしの期待を裏切るような表情をしたしおらしい態度のタヌキチ。
今にもタヌキチのほうが土下座しそうな雰囲気だったんです。
この流れでは、わたしが構想していたドラマチックな展開通りになりそうもない。
そう思い、タヌキチが話を切り出す前に急いで店を出たんです。
しかし、なんて空気が読めないタヌキなんだろう・・・。
最高のシチュエーション、最高の興奮、そして最高の展開を演出できるタイミングが来るまで和解はお預けです。
MGS4の世界を征服しようとしていたジジィと比べたら、タヌキチの悪さなんて子どもの悪戯程度じゃないかと。
かたや全世界を巻き込む戦争に関わるジジィ、かたや小さな村でチマチマ儲けてるだけのタヌキ。
そう考えると、あのタヌキチがかわいく愛おしくさえ思えてきたんです。
わたし、決めたんです。
タヌキチと和解しようと。
さっそく、タヌキチに謝るためにお店に顔を出したんですが、いつもは上から目線のタヌキチが妙にしおらしかったんです。
タヌキチにも何か心境の変化があって、彼のほうから歩み寄ろうとしているのだと直感しました。
そんな・・・・
そんな展開、わたしは望んでいないんです。
一度は憎しみあったふたりが、こんなにタイミング良くお互いに歩み寄り簡単に和解してしまう展開なんて!!!
そんなありがちな展開なんてつまらない(;´Д`)
タヌキチに謝り、土下座するわたし。
頑として許してくれないタヌキチ。
和解は無理かと思われたところで起こる何かしらのミラクル。
これぞメークドラマ。
わたしが望むのはそんなドラマチックな展開なんです。
でも、目の前にいるのはわたしの期待を裏切るような表情をしたしおらしい態度のタヌキチ。
今にもタヌキチのほうが土下座しそうな雰囲気だったんです。
この流れでは、わたしが構想していたドラマチックな展開通りになりそうもない。
そう思い、タヌキチが話を切り出す前に急いで店を出たんです。
しかし、なんて空気が読めないタヌキなんだろう・・・。
最高のシチュエーション、最高の興奮、そして最高の展開を演出できるタイミングが来るまで和解はお預けです。
(15:41)